トルコGP 公式予選
トルコGP公式予選が終わりました。
雨がふるかもという予報があったのですが結局降らずにかんかん照り。
路面温度も相当上がったのではないでしょうか。
さて結果ですが、ライコネンがトルコGPでの初代ポールシッターとなりました。
1 | K・ライコネン | 1:26.797 |
---|---|---|
2 | G・フィジケラ | 1:27.039 |
3 | F・アロンソ | 1:27.050 |
4 | J・P・モントーヤ | 1:27.352 |
5 | J・トゥルーリ | 1:27.501 |
6 | N・ハイドフェルド | 1:27.929 |
7 | M・ウェーバー | 1:27.944 |
8 | F・マッサ | 1:28.419 |
9 | R・シューマッハ | 1:28.594 |
10 | C・クリエン | 1:28.963 |
11 | R・バリチェロ | 1:29.369 |
12 | D・クルサード | 1:29.764 |
13 | J・バトン | 1:30.063 |
14 | 佐藤 琢磨 | 1:30.175 |
15 | T・モンテイロ | 1:30.710 |
16 | C・アルバース | 1:32.186 |
17 | R・ドーンボス | - |
18 | J・ヴィルヌーヴ | - |
19 | N・カーティケヤン | - |
20 | M・シューマッハ | - |
マクラーレン2台の間にルノー勢が入ってきています。今回はフィジケラが2位。
予選番長トゥルーリは0.8秒遅れで5番手。
ラルフはスピンを喫して9番手。
琢磨は今日も芝刈りに出かけました。と思ったらバトンも、ラルフも・・・。うむむ。
土曜フリー走行では調子が良さそうだったのに残念。
ライコネンも8コーナーで姿勢を乱しカウンターを当てていました。
トルコGPに潜む魔物はなんなのか、CSでもいくつか意見が出ていました。
ひとつは風の影響。ちょうどバックストレート付近の追い風。追い風だと気流が乱れ、コーナーではマシンの姿勢を乱すことになります。
そしてもうひとつ。
琢磨、バトンともにコーナー入り口でボトミング(マシン底部の底付き)したあと、
姿勢を乱していました。
コース上に点在する黄色いシミみたいなところはマシン底部がコースをこすった跡です。(昔は火花でした)
底部を高速で空気が通過するとマシンを押しつけるダウンフォースが生まれます。
このためボトミングしてしまうとマシン底部を流れる気流が乱れ、これもマシンの挙動に影響を与えます。高速コーナリング中は致命的です。
普通ライドハイトはフリー走行中に調整するのですが、決勝用の燃料を入れると車重が増え、その分ライドハイトが下がったのではということでした。
ただ、BARがその下がる分の管理をしていないのはあり得なさそうですが、ポカミスの多いBARだけに絶対ないとは言い切れないですね。
もしライドハイトのセッティングミスだとすると、レースにもそのまま出ることになるため調整は不可能で、今の状態のまま走行することになります。
事故が起こらなければいいのですが。
さて、芝刈りをした琢磨にはですが、帰りのラップがあまりに遅く、後ろから来たウェバーが追いついてしまいました。
手を挙げて怒るウェバー。そのあと琢磨の行為が審議対象となりました。
まだ結果が出ていませんがタイム加算かグリッド降格のペナルティになるのかな・・・。まあどうせ14位だけど。
下位をみるとノータイムが4人も。
ドーンボスはブレーキ炎上
ビルヌーブはスピンアウト
カーティケヤンはアウトラップのみでご帰還
他のマシンの邪魔になるといけないのでピットロード入り口で待ってるところですが、無線で「かえってこい」と言われていました(^^;
明日は波乱のレースになりそうな予感・・・