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育児に燃える40代のおとうさんの日記

「F1で飯を食う」と「F1が飯そのもの」

F1が飯そのものなのはウイリアムズ。ブラウンGPも今のところちょっとそうかな。
F1で飯を食っているのはウイリアムズ以外。
ようするに飯が食えなくなったら死ぬのがウイリアムズ。食えなくなったら違うところで食べればいいウイリアムズ以外。
イリアムズはF1以外の事業でも収益を得ていますが、両者のスタンスの違いは大きい。
フェラーリトヨタはバジェットキャップ(予算制限)が実施されたらF1やめますと公言してはばかりませんが、投資に値しなくなった時点で違うところに投資をすればいいだけの話し。
彼らにとってはF1は儲ける場所でなく、別のところ(自動車販売)で儲けるための手段に過ぎません。

いままではこれでよかったんだけどな・・・。

不況、不況でF1への投資にうま味がなくなりかけたのがわかったら、そりゃ経営判断で撤退しますよね。
翻って主催側もプライベーター大歓迎の様相で新しいレギュレーションを考えてきています。

しかし、、このバジェットキャップはおそらく実施されないでしょう。
「バジェットキャップやめてやるから、カスタマーカー認めてね。ウフ」
というに決まってますよ。
F1の交渉術は、、、
まず広く意見を聞く振りをして、自分たちの思惑を発表。その思惑はまず実現できそうにない無理難題。もしくはみんながいやがることばかり。
そしてそれを強行する姿勢を見せつつ放置。
さらにギリギリになってちょっとがんばれば実現できそうな譲歩案か交換条件を発表。
みんなは「おお、、それならなんとかなりそうだ」「相手も折れてくれたんだし・・」みたいにだまされるわけです。
こうやってF1は続いてるわけなんですけどね。メーカーもいていいとは思いますが、F1が飯そのもののチームがいなくなるようなことはやめていただきたい。

とりあえず自分としてはメーカー系がいなくなったとしても、給油が禁止になる来年がとっても楽しみであります。