[]旧ホンダはどこへいく
参戦中もパフォーマンス面で迷走をしていましたが、撤退決定後の行動も迷走中のようです。
売却先候補としてイギリスのヴァージングループ、プロドライブ、ロスブラウン&ミハエルのコンビなどなど、大小様々なうわさが浮上していましたが、どれもうまく運ばなかったようです。
ところが再び、プロドライブのリチャーズが動き出した様子。
◆依然として方向が見えない旧ホンダ・チームの行く末だが、ここに来て再びデビッド・リチャーズ氏の名前が浮上してきたようだ。
David Richards & Jenson Button (C)Honda Racing▼FMotorsports F1: ホンダ・チーム売却、最後はプロドライブ?
元々リチャーズは中東マネーを資本にしようとしていたみたいなのですが、世界的不況によりノーマネーでフィニッシュ。
もしかするとあのリチャーズのことですから中東以外の金脈をみつけてきたのかもしれません。
注目すべきはこの一言。
◆これを伝えたのはドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』誌だが、それによれば『F1最悪のマネージャー』と酷評されたニック・フライ/CEOの退陣が絶対条件とされている。▼FMotorsports F1: ホンダ・チーム売却、最後はプロドライブ?
チーム運営にしても、売却にしてもイニシアチブをニックやブラウンに握られている時点でうまくいかないんじゃないでしょうかね。
BAR買収後のホンダ第3期F1活動には主導者たる人物はひとりもいなかったような気がします。
リチャーズみたいなのがいないとチームは回っていかないと思いますね。
マシンも一台だけですが完成したようなので、どうかホンダが売れて10チーム目が参戦しますように・・・。