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育児に燃える40代のおとうさんの日記

2007 F1

どうやらC席仮設のチケットを対象に、指定席料金分の払い戻しが行われるようです。
C席の仮設部分では座席の段の傾斜が緩やかなため、後方の席では、マシンが1コーナーへ飛び込むラインが見えないそうです。これは鈴鹿で言うD席です。

ここって一番おいしいところじゃないんですか!?

富士スピードウェイのサイトにはまだこの件についてのリリースはありませんが現地では案内が行われているとのこと。
C席仮設のチケットをお持ちの方はくれぐれもチケットをなくさないようにしてください。

早々に金曜から話題にあがっていたC席に行ってきました。
C仮設席最上段からの1コーナーの写真です。確かにコーナーを曲がり出したマシンしか見えないです(T.T)(2007日本GPレポート)

Q&Aでも話題にあがっているC仮設席ですが、払い戻しが行われるようです。
現場では案内をすでに配布しています。対象者はC席仮設席の方のみです。
払い戻し方法等は後日詳細を発表されます。
なお、現在お持ちのC席仮設のチケットは無くさないように保管してくださいとの事です。
続報があれば報告します。(2007日本GPレポート)

掲示板では関係者筋から「わかってたけどそのままにした」というような話もあり、本当だとすればレースを見に来る観客への誠意が疑われます。

この払い戻しの件はともかく、雨、寒気、霧、バス渋滞。すべて一般の我々が想定できたことがサーキット運営側に想定できてないなんてあり得ないと思います。

想定できてないとしたら非常に残念です。想定できていたのに強行したとすれば失望です。
果たして決勝は無事に終えられるでしょうか。

運営側はチケット&ライドという仕組みを持って、サーキットへの導線をも管理しようとしました。
鈴鹿では自己責任でありながら、自由に入退場ができました。ここが根本的に違います。

後者は観戦者に選択の余地があり、レースを早めに切り上げても渋滞・バス待ちを避ける人、渋滞が解消する深夜までサーキットをぶらつき、S席でピットを眺めてそれから帰れます。

前者はどうあっても最後はサーキット管理下のバスに乗る必要があります。しかも唯一のアクセス路が陥没による通行障害。なぜ迂回路が用意できていなかったのでしょう。
10万人近い観客を、一本の道をバスに乗せて運ぶ以上、迂回路が必要なことぐらい分かるはずです。
21時頃までサーキットに閉じこめられた人は大丈夫だったでしょうか。

サーキットではチェッカーが振られたらレースはそこで終了ですが、現地観戦組の方たちは家に帰って初めてチェッカーフラッグです。
F1関係者が満足したとしてもそれはイベントとしての成功ではありません。
運営側がそれに気づいてくれることを望みます。

【追記】
読売新聞にて記事が掲載されました。

3億5千万円払い戻し「レースがよく見えない」…日本GP

 28〜30日、静岡県富士スピードウェイで開かれているF1世界選手権第15戦日本GPで、第1コーナー寄りの指定席からレースがよく見えないというクレームがあり、富士スピードウェイは30日午前、問題のあった指定席の観客に指定席料金分5万円を払い戻すことを決め、来場者に案内のパンフレットを配った。払い戻し対象者は約7000人で、総額は3億5000万円。(3億5千万円払い戻し「レースがよく見えない」…日本GP : エトセトラ : スポーツ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))