life-recycle

育児に燃える40代のおとうさんの日記

ベルギーGP 決勝

結果はこちら


とりあえずライコネンが優勝でほっと一安心。

そしてトゥルーリが残念ながらクラッシュ(つД`)
ラルフはドライタイヤへの交換が速すぎて出戻り・・・ま、一応7位ゲット。
トヨタもまだまだ波があって両ドライバーの足並みが揃わないですね。

モンテイロが完走記録をさらに伸ばし、おまけに1ポイントゲット。これはかなりびっくりしました。終盤になって「うお!あんなところに来てる!」状態でほんと気にもかけてなかったのですが粘り勝ちですね。

で、あいかわらず今週もどんよりした月曜を迎えてしまいました。どうしても琢磨記事に偏ってしまうのは勘弁してください。けんさわ氏も日本GPが近いからかその傾向がありますね。

フィジケラのクラッシュによりセイフティーカーが入ったわけですが、明けの31週目、佐藤琢磨がミハエルにオカマを掘り、リタイア。(フィジケラ無事でヨカッタ)

琢磨はどこまで不運なのかと思っていましたが不運はどうも彼自身が呼び込んでいるようです。やっぱりカーナンバー4というのが日本人には良くないような気もします。

スパウェザーに翻弄されて、ドライタイヤへの交換が時期尚早だったのはチームなり、レースエンジニアの責任も問えると思いますが、これはもうどうにも弁解のしようがありませんね。
セイフティーカーの離脱直後なので、ブリヂストンはグリップ甘くなってるので、ブレーキングポイントが手前になるのはわかってると思うんですけど、いっちゃうんですよね。

佐藤琢磨 決勝後コメント

「レース序盤は、とても難しい展開でした。でも、最初のラップはうまくいき、ポジションを上げることができました。最初のスティントはエキサイティングでしたし、最初のピットインまではうまくいっていました。マイケル(シューマッハ)とのアクシデントは、セイフティカーの後、レースが再開された時の第1コーナーで起こりました。冷えてしまったタイヤやブレーキの影響で、マシンを停めることがとても難しく、運悪く彼に追突してしまいました。今日は良い結果を出すことができず、とても残念です」(Honda | F1世界選手権 | 第16戦 ベルギーGP)

前のシューマッハがとても早くブレーキングを開始して。
それで僕もあわててブレーキを目一杯踏んだんだけれど、タイヤがロックしてしまいステアリングは効かず、また左にはジョーダンがいたので、かわすこともできなくてそのままフェラーリの後部にヒットしてしまったんだ。
ミハエルには申し訳ないことをしたと思っている。
マシンを止めた後、彼が怒っているのはわかったけれど、何を言っているのかはわからなかった(Nifty F1: 佐藤琢磨、「行き場所がなかった」)


さてその問題のシーン。

■追突して、コースアウトしたミハエルにさらにだめ押しの図
2005-09-12_taku-shumi01.png

■詰め寄るミハエル
2005-09-12_taku-shumi02.png

■スパだけにスパーン!(寒っ)
2005-09-12_taku-shumi03.png

久々にこんなシーン見ました(汗)チャンピオン争いだったら殴られてたかも。
持っていたコップを投げつけそうになりましたよ( TДT)。
そこは「グー」だろうと思った自分にもちょっとおどろき。

■ミハエル 決勝後コメント

「すべてのアクシデントが必要のないものだけど、今回のものはいつも以上に不必要なものに思えるよ。もちろんボクは嬉しく思っていないし、何も見えずにただクルマのリアが跳ねたと感じただけだった。複雑なコンディションがボクらの助けになると願っていただけに、このようなレースの終え方は馬鹿げている。(F1Racing.jp 2005)
ミハエルもセナやマンセルにたたかれてきてます。まあ、叩かれるの意味が違いますけど。
エディ・アーバインは、1993年スポット参戦した鈴鹿で暴れまくり、セナに殴られるということがありました。ミハエルも若かりし頃は結構なあばれっぷりで、何度かセナに説教をくらい、胸ぐらを捕まれていますね。

王者になると自信の成長過程を忘れるんでしょうか。それとも、あまりに当時の自分に似ているので呆れてしまったか・・・ん、、いやいやミハエルはもっと安定性がありましたね。今は自身にも余裕がないからああなったのかな。
余裕のない元王者と、成長過程と言われるには遅すぎる琢磨の現状を見てちょっとかなしくなりました。

で、この一件はホンダ首脳陣も一考に値すると思うんですよね。タイヤチョイスの問題はあれど、バトンは3位表彰台、琢磨は追突リタイアですからね。
16日うんぬんで、良い方向の話ばかり書いていましたけど、ホンダとして勝ちたいなら、人選ミスとおもえてしまいます。悲しいながら。
このままではBARはしばらく勝てないなと思います。タナボタと一発芸の優勝はホンダの望むところではないでしょう。

ここまでチームが獲得した31ポイントのうちバトンが一人で30ポイント。佐藤琢磨は悲しいかな一人蚊帳の外という状態だ。(Nifty F1: B.A.R、レッドブル逆転も、琢磨『蚊帳の外』……)
今回の件で、次戦ブラジルでは予選を2番手出走の上、10グリッド降格のペナルティを受けています。
昨年は6位入賞でなかなか相性の良いサーキットだと思うのですが(バトンはエンジントラブルでリタイア)この降格は厳しいですね。いまは悪い結果がさらに悪い結果を招く予選システムなのでなお悪いです。ああ、悪い悪い(ちぃっ!)

■けんさわ氏のコメント
今回の件は本人もかなり傷ついていることでしょう。避けようとすれば避けられる、そういうことだっただけに傷ついているはず。ましてや、レース展開としては表彰台を狙えるモノだっただけに悔やまれているはずです。 悔やんで、傷ついた人に、我々から辛い言葉をかけることはできません。「次、次があるよ!」と言ってあげるだけです。
 そしてひたすら応援するだけ、応援するだけ!!!そして、本人のいないところで「ちくしょーぉぉぉぉっ!」と叫んでおります。(けんさわのサーキット便り2005)


もうまったく。
僕らは応援しかできないですからね。応援しますよ。
ただ、期待するから、こんなどんよりしてしまうんです。
でも期待してしまう。ブラジルも悪いグリッドですけど、

      ┌─┐  ┌─┐
      │●│  │●│
      └─┤  └─┤
      _   ∩   _  ∩ 琢磨!
    ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡  琢磨!
 ┌─┬⊂彡┌─┬⊂彡
 |●|    |●|
 └─┘    └─┘

の気持ちで見てしまいます。がんば!


★ミニチャンプス 1/18スケール BARホンダ006 No.9/2004 ジェンソン・バトン

★LUCKY STRIKE B・A・R HONDA ロゴ キャップ 佐藤琢磨