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F1速報カメラマン けんさわ氏の発言で物議をかもしていますが、行間を読み倒して9月16日に何が起こるか再考してみました。
問題のけんさわ氏のコメント。
アンソニー・デビットソンがジョーダンに乗る相談をしてるところも目撃したし、このグランプリからBARに頻繁にバリッチェロのマネージャーが出入り接近しているし、秋ですわ。
あ、そうそう、日本人ファンの皆さんには「9月16日」が大切な日になりそうですよ。良い方の。(サーキット便り 2005)
いやマジで昨日の「9/16日の件」の反応の多さには恐縮してます。
書けないんだけどね、何のことか、は。
あ、外れた時に恥ずかしいからとかって言うんじゃないです。
確度は80%以上はあると思う。
日にちは1週間位の誤差があるかも知れないけれど。
もっとも「秋の話題」だからなあ。
F1って、絶対に確かなことって言うのがない世界ですからねえ。
例えば、ドライバーの契約だってどのような形式になっていようとも契約自体を金で買えたりしますから。
油断大敵なれど、気にしていて下さいね。
(サーキット便り 2005)
ざっと読んでみて、「日本人ファンにとって大切な日。良い方の」ということで思いつくのは、
(1)琢磨のBAR残留発表
(2)ホンダがBARを完全買収する(した)発表
(3)山本左近が来期シート獲得(テストドライバー契約)の発表
(4)ブリヂストンのワンメイク化の発表
個人的に嬉しい順に並べてみました。
で、ポイントを抜き出してもうちょっと考えてみます。
▼「秋ですわ」「秋の話題」
各チーム、ドライバーが来期のことについて発表するのが秋のこの時期に集中します。
昨年だと、ちょっとフライングで騒動になったバトンのウイリアムズへの移籍の話、ビルヌーブのザウバー移籍発表、フォード(ジャガー)撤退などがありました。
チーム体制に関する発表、ドライバー移籍にまつわる内容であることを示唆していると思われます。
▼「日本人ファンの皆さんには「9月16日」が大切な日になりそう」「良い方の」
まず「良い方の」ということで、日本関係のドライバー更迭、チームの撤退はないと思います。
そして、日本人の何ファンなのかはぼかして書いてありますが、直前にアンソニーやバリチェロの移籍がらみの話があるため、この日は移籍関連の発表があることを示唆していると思われます。
▼「F1って、絶対に確かなことって言うのがない世界」
「ドライバーの契約だって金で買えたりしますから」
「油断大敵なれど、気にしていて下さいね。」
この3つを並べると、上に挙げた(2)のみということはなさそうです。BAR買収の可能性があるのは現状ではホンダだけなので、45%の株式を保有している現状を考えるとホンダ以外が出てくる可能性はありません。
で、結論ですが、
琢磨残留は確定。でも万が一ウイリアムズがバトンとの契約を、BARに売ると言い出すと今のBARなら買いかねない。
「契約は金で買えたりする」ので「ウイリアムズの動向は油断大敵だけど気にしておけ」ということではないでしょうか。
うーん、、琢磨ファンのかたは期待していいかも。