危ぶまれる琢磨の来期シート
果たして琢磨は2006年、F1カテゴリにいられるか・・・。
自分でも見ていてイヤになる記事をあげてみます。
目下IRL(インディ・レーシング・リーグ)をリードするダン・ウェルドン(27歳:イギリス)が「現在2つのF1チームからオファーがある」とデトロイトの地元紙に語り、注目されている。
「まだ来年F1に行くと決めた訳ではないけれど、ジュリアン(マネージャー)はそれも含めて広く交渉を進めているようだ」と、ウェルドン。
ウェルドンのアンドレッティ・グリーン・レーシングとの契約は今年いっぱい。
噂ではその2チームはB.A.Rとウィリアムズで、中でもB.A.Rチームとはバトンが移籍した場合、また佐藤琢磨がこのまま不振に終わった場合にそのシートに就くという、具体的な情報までささやかれている。(Nifty F1: D.ウェルドン、佐藤琢磨の後釜に?)
2005年07月24日(日) BAR、来季はバトン&バリチェロ体制か?
フェラーリのルーベンス・バリチェロにBAR移籍の噂があったが、これはジェンソン・バトンがウィリアムズ移籍を前提にしていた話だった。しかしながら、ここにきてバトン移籍有無にかかわらずBAR移籍が濃厚であるとサンデー・テレグラフ誌が報じている。
これはもちろん、佐藤琢磨のシートをバリチェロが得るというもので、バトンが移籍した場合には、そのシートはアンソニー・デイビッドソンが得るという。(F1GPNews(F1ニュース))
バリチェロ,BAR移籍が濃厚!?
今シーズン,BARの佐藤琢磨は中堅チームに属しながら未だにノー・ポイントの苦しいレースが続いているが,ドイツGPでも結果を出せず『ホンダも堪忍袋の緒が切れた!?』と話題になっている。BARはJ・バトンの残留に躍起になっているが,そのセカンド・シートにはR・バリチェロとA・デビッドソンの名前が浮上しており,ストーブリーグの大きな目玉となりそうだ。 (F1News)
これにはバトンの去就も絡んできます。
ウィリアムズは「バトンはわしのものだ」。BARは「バトンはうちに残ってくれるさ」と取り合い状態。
契約上はウイリアムズが有利のようですが、、、。
バトンが居るままだとするとバリチェロが来た場合は追い出されるのは琢磨でしょう。
バトンが抜けたとすると、バリチェロ+琢磨という選択肢はあり得ますがアンソニー・デビッドソンもいます。移籍やレンタルをやめさせてまでBARにとどまらせたデビッドソンを使わないとは考えにくいです。
50/50で琢磨のシートは危ないと思います。
それでもやっぱり来期は琢磨にいて欲しい。
あまりドライバー自身に対してはファンにならない私ですが、日本人ドライバーというのはやっぱり特別です。
中島悟、鈴木亜久里、片山右京、井上隆智穂、中野信治、高木虎之介・・・
彼らの走りを見ていて、他国のドライバーとは違い、目頭が熱くなったこともあります。鈴鹿まで応援しに何度でかけたことか。
ナショナリズムは廃したいところですがやっぱり自国のドライバーが居るとなると見る側にも熱が入ります。昨年の琢磨の熱い走り(あらっぽいともいいますが^^;)には何度も感動しました。不運に遭遇した琢磨を「なにしとんねん!」と届かない声で攻めたことも多々。
今年は序盤戦からふがいないレースばかり。応援してるからこそ、残念がり、一緒に悔しがる。そんな一体感を味わえるのはやはり自国のドライバーです。
ハンガリーはオーバーテイクの難しいコース。予選出走が9番手で第2グループのアタックとなりますが、検討して欲しいです。まずはポイントを!
切に願います。