2008

2008年以降のレギュレーション草案がFIAのサイトで発表されています。
▼The FIA reveal 2008 rule proposals(The Official Formula 1 Website)

■エンジン

トラクションコントロールがなく、FIAによるテストマイレッジのモニタリングが可能な標準ECU

■ギアボックス
マニュアル操作のギアボックス
ペダル操作されるクラッチ

■ボディワーク
車幅をワイド化
現在のレベルから10%ダウンフォースを削減

■ホイールとタイヤ
サプライヤーはひとつ(要するにワンメイク化)
タイヤ口径縮小、ワイド化
エアロダイナミクスを削減、メカニカルグリップを強化
タイヤウォーマーなど、事前に熱を加えるデバイスの排除

■テスト
年間3万キロを上限とする

タイヤ交換、給油については触れられていません。8万人が回答したと言われるアンケート結果は反映されていないのでしょうか。

とはいえ、スリックタイヤにくわえ、メカニカルグリップ重視になると、スリップストリームがこれまでより効果を発揮するため、オーバーテイクシーンが増える可能性があります。
でも、標準ECUが原因でこのへんの期待感はスポイルされてしまう可能性もありますね・・・。
標準ECUなんて、エンジンメーカーは大反対でしょうね。