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育児に燃える40代のおとうさんの日記

バトンの3位剥奪だけでなくBARにダブルタンクの疑い

サンマリノGP(24日決勝)で3位に入り、チームに今季初の表彰台をもたらしたB・A・R・ホンダのジェンソン・バトン。レース終了後、バトンが乗ったマシンの重量が規定の605kgを下回っていたことが判明。(【ホンダF1】バトン、重量違反で3位剥奪の危機 | Response.)

バトンのマシンの最低重量が足りず、レギュレーション違反に問われているのですが、5月4日の裁判を待たずして、BARによる故意のレギュレーション違反疑惑がささやかれています。

ダブルタンクでのレギュレーション違反のやり方はこうです。
燃料タンクを二つ用意し、予選、決勝の前半から中盤までは二つめのタンクをカラにして最低重量以下で走行。
決勝中の最後のピットストップでこの二つめのタンクにも燃料を入れ、そこからは最低重量規定を満たして走行。
つまり燃料タンクをバラストとして使用して車検対応分の重量を二つめのタンクでまかないます。

こんな小細工をBARがするとは思えませんが、不振にあえいでいた状況と、イモラでの急激なパフォーマンスの向上を考えるとレギュレーション違反でないにしても「何かやった」ことはわかります。

FIAはこのシーズン中の突出した性能向上に目を向け抜き打ち車検をやったのでしょうか。
疑い出すときりがないですがいずれにしても疑惑がはれることを願います。