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育児に燃える40代のおとうさんの日記

マクラーレン ニューマシン MP4-20 ラウンチ

マシンの最も大きな違いは空力面の変更で、シャシーの開発は設計オフィスとマクラーレン・テクノロジー・センターの風洞施設で行われた。フロント・ウイングは50mm引き上げられ、ディフューザーの高さ制限は125mmに、リア・ウイングのパッケージは150mm前方に移動している。(Racing-Live.com - F1, WRC, Rally, MotoGP, Live)

「MP4−20のエンジンが初めてマクラーレンテクノロジーセンターで始動された1月20日木曜日午前02時30分以来、クルマの初走行へ向けてチームの雰囲気は築き上げられてきていたし、今朝シェイクダウンを完了することができて満足している」と、ウェスト マクラーレン メルセデスチーム代表のロン デニスは語っている。「今日の公開は、すべてのチームにとって、我々のパートナーにとって、同様にファンにとってもエキサイティングでポジティブな1年になる可能性を持つ2005年へのチームの準備における最初の現実的なデモンストレーションだった。チームが今年、最高の結果を達成するために行なうべき熱狂的な仕事が存在している」(F1Racing.jp 2005)

マクラーレンの低迷はマシンデザインの失敗につきると思います。
MP4-18で失敗、熟成期間があったはずのMP4-19も失敗と駄作が続き、
MP4-19Bでようやく早さを取り戻しましたがフェラーリには届かず時既に遅し。
ジョイントナンバーワンでブイブイいわせてたあのころのマクラーレンはどこへいったのかと・・・。

今年はどこもそうだと思いますが、減少したダウンフォースを取り戻すためにフロントウイングとリアエンドのエアフローの取り回しに力を入れてきているようです。

▼フロント
MP4-20-2.jpg
BARほどではありませんがなめらかな3Dウイングを採用し、ノーズコーンの下が落とし込まれています。

▼リアMP4-20-3.jpg
リアタイヤ前で以前にも増して内側に絞り込まれているのがわかります。

▼リア上方
MP4-20-1.jpg
クーリング用の煙突が見えます。サイドを絞り込んだぶん熱的に厳しいのでしょうか。
このあたりはBARのほうがうまく処理しているように見えます。
BARと比べるとなかなかおもしろいです。

詳細な画像はこちらから。
F1Total.com - Formel-1-Informationsdienst

F1Racing.jp 2005

ところでコクピットが小さすぎて、ブルツがマシンに乗れなかったという問題は解消できたのでしょうか。
そういえばモントーヤもダイエット命令がでてたそうで・・・ちゃんと乗れるのはライコネンだけだったりして(^^;;

それほどまでにマシンを小さくつくってあるということで、今年は少しは期待していいんじゃないでしょうか。
突き刺されシルバーアロー!