デビッドソンのウィリアムズテスト中止
デビッドソン可哀想に・・・。
アンソニー・デビッドソンのウィリアムズテストドライブはキャンセルされた。もしデビッドソンが来季においてウィリアムズと契約した場合、フランク・ウィリアムズは彼を2006年へ向けてBARチームへと“返却”することを保障しなかったため、BAR・ホンダはデビッドソンのウィリアムズドライブを阻止した。 (F1Racing.jp 2004)
解決したかに見えるバトンの移籍問題にホンダ側がかなりご立腹のようで、来シーズンも、2006年シーズンもバトンの扱いはどうなるか分からないそうだ。
最悪の場合放出、良くて飼い殺しが考えられ、そのための保険としてデビッドソンを押さえておきたい様子。
また、現行のBARのデータがどこでどう漏れないとも限らないため中止となったとのこと。
余談ですが、、
テスト中にクラッシュしたデビッドソンのマシンを回収するため、クレーンでつり上げられました。
このときフロントが下がり逆立ち状態になったそうです。
たったこれだけのこと、何とも思えないのですが、
これだけでBARのマシン重量配分が相当前寄りになっていることがバレてしまったそうです。
些細なことでもアドバンテージを産むF1の世界はおそろしいですな。